あらすじ
備えあっても、憂いあり。
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ここは、試験的に「同性婚」を認める特区となったK市🏡
当初の想定に反して、LGBTではなく、結婚生活が破綻したシニアたちが転入し、同性の友人と入籍するケースが増えているという。
この街でブックカフェをオープンした朋子と美也子。
二人もまた、それぞれ、長すぎる同棲生活、行き詰った結婚生活にピリオドを打ち、親友同士の新たな生活を始めていた。
ある日、美也子が店に幼馴染の男性を連れてくる。
聞けば、彼は周囲の人間たちから、同性の友人との再婚を反対されていると言う。
次々にやってきたのは、男性の元妻、妹夫婦、そして再婚相手の元カノ。
店の常連客まで巻き込んで、てんやわんやの議論が始まる。
ー だって、憲法にあるやろ?“婚姻の自由”って
ー そういう意味じゃありません!
街の小さなカフェで巻き起こる、可笑しくも切実な物語𖠚໊𖠚︎𖠚ᐝ
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